情けない。
情けない。_c0022340_2056565.jpg
Sent: Sunday, March 19, 2006 1:42 PM
Subject: GTMailS < 荒川市民マラソン >

ゼッケン xxxx
フル一般男子40歳代
10k: 1:03:17実
20k: 1:56:11実
30k: 2:55:00実
40k: 4:18:03実
Goal: 4:35:58実
時刻:13:35:59実
この記録は速報<参考記録>です。

本メール配信申込者:○○ ○
GTMailSについて:http://www.runnet.co.jp/gtmails/info.html
  *  *  *
3月18日
会社帰りに、教えていただいた店で炭水化物を調達。社員通路で、大福とか草餅とか桜餅とかの詰め合わせも安く売ってたから調達。帰り間際、おやつにそれ食べてたら、「走る前の餅は、普通の餅だぞ。そんなの、食べてたら、胃がもたれるぞ。」と、陸上部出身の先輩にバカにされる。知らなかった。トホホ。
家に帰って食べた、デリのほうは、パスタもリゾットも美味しかった。で、教えてくれてアリガトメールに、「明日はやるよ。」と、決意表明して寝る。決意表明はいらなかったな。トホ。
テレビで、コレの、おまけ編やってて、あきらめないとか、イメージ作業したりして。
最後、ベッドで寝る前に読んだランナーズ。「30キロまではがんばらない。残り10キロは、嫌でもがんばらなくていけなくなる。」ってのを、そうだよ、そうだよ。って、納得して寝たけど、翌日、・・・。
  *  *  *
3月19日
5:00 携帯の目覚ましで起きる。目覚めヨ~シ。しかし、やはり餅が変にもたれてるかも?って、もう暗示にかかってる?
で、カーテン開けて、よくわかんなかったので、窓開けると、もうほとんど、雨は止んでる。やるよ。
7:02 ジョルダンの通りに、浮間舟渡駅に到着。早過ぎたかも?ホームも改札もほとんど混んでない。今までは、ホームに人が溜まっちゃって大変な記憶しかないのに。でも、警察も大勢出ていて、そのへん改善されたのかも。
駅前も空いてたので、4回目にして初めて、駅から会場までの連絡バスに乗る。NYCマラソンみたい、とか思ったりして。
受付して、グラウンドにシート敷いて着替え。ウォーミングアップに移るきっかけつかめず、結局、ステージのエアロビにあわせたのと、ストレッチを少々。でも、エアロビで体が暖まったのはヨカッタ。本当は、走りたかったけど、なんか、今年は人が多すぎてペースがつかめない。おまけに、ゴスペル唄うような格好の集団までいて、頭の中混乱してくる。そして、荷物預けで、また大渋滞。おまけに、新兵器その2の、飴とタオルを入れたウエストポーチを落としてしまう。ハ~。カギ入れてなくてヨカッタよ。また、こんな報告書くとこだった。
荷物預け終わったのが、スタート10分前。トイレにも行けない、ことはない、男でヨカッタの草むらに立ちション、すっきりして、自分のブロックへ。5分前。雨も、完全に止んでる。
9:07 スタートライン通過。本当に、ゴスペル唄ってた。NYCで有名なピカチュウもいたよ。
1K 6:00。
ちょっと、遅い。5分40秒ペースというか、ハーフまでは5分30秒ペースで行きたい。で、それからは、気持ちピッチを上げる。この大会は、1Kごとに大きなキロ表示のボードがあるので助かる。何キロ地点かで、修正が完了して、その後、小さな凸凹はあるもののペースを守って、1時間55分で折り返し。
往路は、気持ちヨカッタ。木村カエラの「ビート」を口ずさみながら、去年のNYCマラソンの時スタート地点で流れまくってた、B.Springsteenの「BORN TO RUN」みたいだな~なんて悦に浸りながら走ったりしてた。
  *  *  *
復路に入る。アレ?風だ。ということで、往路は、風に押されてて気が付かなかったんだ。ってことに、気が付いたときは、遅かった。
ゲッ、向かい風!どうする、オレ。
とりあえず、29K地点までは、がんばったと思う。
しかし、29Kで、足が止まって、また、走りだしたんだけど、30Kで荒川静香のオニギリを見たとき、またまたズズ~ンと気持ちが萎えた。オニギリ配ってて、コース横では、カメラ担いだ人が、オニギリ頬張ってるランナーにインタビューしてる。ボク達、レース中のランナーなんですけど。っていうか、このあたりのレベルだと、完全に色物扱いなんだろうな。自覚してるけど。しかし、『金芽米』、こんなとこにも進出とは、恐れ入った。
その後、通過しちゃうかもと豪語した35K過ぎのシャーベットポイントでは、しっかり座り込んで、2個食べてた。
30Kで4時間は諦めて、その後も4時間10分諦めて、4時間16分台(自己ベスト)諦めて、って、『北風と太陽』の北風に苛められてる感じで、結構、自虐的になった。何度、リタイヤしちゃおうかと思ったことか。足も痛いし、風が冷たくて鳥肌になるし、帽子かぶってなくって、なんか日射病の気もしてくるし。おまけに、CW-Xのひもの結び目が、オイラのおなかのステッチのとこでこすれて悲しくなったり。でも、まわりには無数のランナー達。休んでるもの、歩いてるもの、そして走ってるもの。あ~、マラソンだな~の風景。復路のBGMは、木村カエラの「YOU」。はまりまくり。無数のランナーに勇気付けられる。
  *  *  *
アッ、シマッタ!うつむいて歩いてたら、業者カメラの横を通った。この大会は、さすがに規模が大きいからか、数社の業者カメラが来てるけど、迂闊だった。それからは、前方不注意のないように走ったが、足がダメで歩いてるときに限って出くわすんだよな~。トホホ。
  *  *  *
そして、最後の線路が見えてきた、あの鉄橋をくぐればゴールまであとわずか。振り絞る。
ゴール。感動もなんにも無かった。終わってホッとしただけ。トボトボと歩いて行き、座り込んでシューズからチップをはずす。
と、そのとき、予想外の展開が。
「あ~早く次のレース走りたいな~」
って、思っちゃってた。ビックリ。今日は特に辛かったのに。
だけど、今日走り終えて(数キロは歩いたけど)、リタイアしないでヨカッタと思えた一瞬だった。
  *  *  *
で、そそくさと強風の中着替えて、またバスで駅まで行って、電車で帰って、暖かなお風呂のつもりが。
オーノーッ!電車が!
しかし、電車が乱れるほどの風の中、みんな、よく走りました、です。パチパチパチ。



情けない。_c0022340_2125102.jpg盗める業者のは見つからなかった。
by sadigah | 2006-03-19 23:19 | その他の日本のマラソン | Comments(6)
Commented by nana at 2006-03-20 06:53 x
強風の中お疲れさまでした!
42K手前あたりで応援してましたけど、探せなくて残念。あの風じゃ~という言い訳はダメですか?走しってた人全員にただただ拍手したい気分でした。ホントにおつかれさま。
Commented by sadigah at 2006-03-20 19:32
どもども。42K手前って、数社のカメラマンの撮影ポイントだから、オイラ、そっちばっか探してるポイントだ~(笑)。砂埃り、大変じゃなかったですか?応援、お疲れ様でした。
Commented by まっち at 2006-03-20 21:37 x
あの暴風の中このタイムならまずまずじゃあないですか?おつかれさまでした。僕はピカチュウ着て走りましたよ、ついに国内でも(笑)。
Commented by sadigah at 2006-03-21 02:36
まっちさん、お疲れ様でした。ピカチュウ見えました。
本当、凄い天候でしたね。参加者全員の記憶に残るレース日和って感じ。もう、カンベンだけど。
Commented by こうめ at 2006-03-21 07:35 x
いやいやお疲れさまでした。
応援ちゃんたちも大変だったけど、42キロも強風の中走るって・・・?
これで、もうどんな大会のどんな風も平気に走れるようになったんだと思います。
Commented by sadigah at 2006-03-21 10:15
走るより、長々と日記を書いちゃったコトに疲れました(笑)。
復路2時間半の艱難辛苦(大袈裟)のあとに、「あ~早く次のレース走りたいな~」だなんて。こう思える自分だったことが、今回の一番のビックリというか、レースのご褒美だったな。こうめさん含めて多くの人のサポートのおかげ、サ~ンクス!
こうめさん、またどこか(一番希望は国連前からだけど)で、一緒に走りましょう。
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